同じ言葉で尋ねられる、まったく異なる2つの作業があります。一つは、数字の羅列ではなくlinkedin.com/in/your-nameのような形になるよう、プロフィールのアドレスをカスタマイズすることです。もう一つは、投稿に貼り付けるリンクを、ブランド化され、追跡可能で、LinkedInに書き換えられないように短縮することです。
前者は無料で一度きりのプロフィール設定です。後者は短縮サービスが必要で、知っておく価値のある癖があります。公開時にLinkedInが長いリンクを自社のlnkd.inドメインで包んでしまうという点です。両方とも以下で解説します。
作業その1: プロフィールURL
新規プロフィールには、ランダムな接尾辞が付いたアドレスが割り当てられます。変更は1回の編集で済みます。プロフィールを開き、右側のパネルから公開プロフィールとURLを編集を選んで、カスタムハンドルを設定しましょう。正確な設置場所は時々変わるため、詳しくはLinkedInのヘルプページを参照してください。
実践的な注意点が3つあります。ハンドルは世界中で一意である必要があるため、よくある名前はとっくに使われており、/in/ana-kowalska-euのような形になるのが現実的な落としどころです。変更すると古いアドレスは使えなくなるため、履歴書やメール署名、印刷物に使っている箇所はすべて更新しましょう。そして、これは名刺に載せるべきバージョンでもあります。/in/のアドレスは、ランダムな短縮リンクとは違い、一目でLinkedInのプロフィールだと分かるからです。
ここでは短縮サービスはまったく関係ありません。これがあなたの疑問だったなら、それで完了です。
作業その2: 投稿するリンク
ここでこそ短縮サービスが役立ちます。理由はいつも通りです。投稿に載るのが他人のドメインではなく自分のドメインであること、遷移先を後から変更できること、そしてクリックデータがプラットフォームの集計ではなく自分自身のものであることです。
ここには、あらかじめ想定しておくべきLinkedIn特有の挙動が一つあります。
公開すると、LinkedInは一定の長さ(実際にはおおよそ26文字)を超えるリンクをlnkd.inに変換します。そのため、せっかくブランド化したgo.yourbrand.com/spring-sale-2026?utm_source=linkedin&utm_medium=socialもlnkd.in/xxxxxとして表示され、リンクに込めたブランドは投稿から消えてしまいます。
ここから、2つのことが導かれます。
貼り付けるURLは本当に短く保つこと。 短いドメインと短いスラッグの組み合わせで、しきい値を十分に下回っていれば表示され続けます。go.brand.co/springなら生き残りますが、タグ付きバージョンは生き残りません。
キャンペーンタグは、貼り付けるリンクではなく遷移先に付けること。 リダイレクトはどちらにしてもタグを運んでくれるため、短縮リンクの背後にタグを付ければ、長さを増やすことなく同じアトリビューションが得られます。これは投稿本文をきれいに保つことにもつながり、それ自体にも価値があります。タグを実際にどこへ付けるべきかについては、UTMパラメーター解説で詳しく説明しています。
はっきり言っておく価値があります。この変換によってデータが失われることはありません。lnkd.inはあなたの短縮リンクへ解決され、そこでクリックが記録されてから遷移先へ転送されます。失われるのは投稿内で自分のドメインが見える状態だけであり、それは計測の問題ではなくブランディングの問題です。
このしきい値を自分で試してみたいですか? 無料プランで5文字のスラッグの短縮リンクを作成し、投稿してみましょう。そして、LinkedInの表示結果を、同じリンクにタグを付けたバージョンと比較してみてください。
小手先の工夫よりレピュテーション
指南記事が何と言おうと、LinkedIn上の短縮リンクに対する確認されたリーチのペナルティはありません。実際にあり、計測もできるのはドメインレピュテーションです。
共有の公開短縮サービスのドメイン上のリンクは、それを使う全員のレピュテーションが積み重なったものを背負っています。また、LinkedIn自身の広告URLルールを見ると、プラットフォームが間に入った時点で表示のされ方をどれだけコントロールできなくなるかが分かります。企業のセキュリティフィルターがこうしたリンクを疑わしいと扱うのも、短縮リンクがSlackやTeamsでブロックされるのも、これが理由です。多くの受信者、特に規制の厳しい業界では、LinkedInも同じ種類のフィルターの背後にあります。
自分が所有するドメインには、自分自身のレピュテーションしか乗りません。論点はそれだけであり、これはこのプラットフォームに限らずあらゆるプラットフォームに当てはまります。DNS側の設定は15分で終わる作業で、その詳細は短縮リンク用のカスタムドメインで解説しています。
LinkedIn自身のアナリティクスが教えてくれないこと
投稿アナリティクスは、インプレッション数、リアクション数、投稿のクリック数を教えてくれます。役に立ちますが、プラットフォームの境界でそこまでです。
教えてくれないのは、同じリンクが投稿よりもニュースレターで良い成果を出したかどうか、クリックがどの国から来たか、どのデバイスを使っていたか、クリック後に何が起きたかといったことです。これらは自分自身の短縮リンクとその背後のタグから得られるものであり、だからこそ両者は重複ではなく補完し合う関係にあります。プラットフォームをまたいで一貫してこれを行う方法は、ソーシャルメディアリンクを追跡する方法で解説しています。
広告に関しては話がまた変わってきます。LinkedInのキャンペーンマネージャーには動的URLパラメーターがなく、UTMの値はすべて広告ごとに手入力する必要があるからです。この非対称性が命名規則にどう影響するかについては、TikTokとLinkedIn広告のUTMパラメーターで解説しています。
まとめ
プロフィールのアドレス: 無料、1回の編集だけ、ツール不要。投稿するリンク: 自分が所有するドメイン上に、短いスラッグの独自ブランド短縮リンクを作り、タグは遷移先に付ける。貼り付けるURLにタグを付けない、二重に短縮しない、そしてクリック後に何が起きたかという問いにLinkedInの数値が答えてくれると期待しないこと。
コーナーストーンシリーズを読む
本稿はtutorialsクラスターに属しています。まずはURLを短縮する方法から始め、ドメインの論点についてはブランドリンクとは何かを、結果の読み解き方についてはリンクのクリックを追跡する方法を参照してください。
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よくある質問
LinkedInのプロフィールURLを短縮するにはどうすればよいですか?
プロフィールを開き、公開プロフィールとURLを編集を選んで、アドレスがlinkedin.com/in/your-nameになるようカスタムハンドルを設定しましょう。無料で、1回の編集だけで済み、短縮サービスは一切必要ありません。ハンドルは一意である必要があるため、よくある名前はすでに使われていることが多く、末尾に何か付け加える必要があります。
LinkedInに投稿するリンクを短縮するにはどうすればよいですか?
短縮サービスで独自ブランドの短縮リンクを作成し、それを投稿に貼り付けます。公開時にLinkedInが長いリンクを自社のlnkd.inドメインに変換してしまうため、URL全体を短く保ちましょう。そして、キャンペーンタグは貼り付けるリンクではなく、遷移先に付けるようにします。
なぜLinkedInは短縮リンクをlnkd.inに変えてしまうのですか?
投稿が公開されると、LinkedInは一定の長さ(おおよそ26文字)を超えるリンクを自社の短縮サービスで包んでしまいます。これはリンクをブロックしているわけではなく、クリックデータもきちんと届きます。lnkd.inはあなたの短縮リンクへ解決され、そこから遷移先へリダイレクトされるからです。失うのは、投稿内で自分のドメインが見える状態だけです。
リンク短縮サービスを使うとLinkedInのリーチが下がりますか?
短縮リンクそのものに対する明確なペナルティは確認されていません。重要なのはレピュテーション(評判)です。共有の公開短縮サービスのドメイン上のリンクは、自分が所有するドメイン上のリンクよりもセキュリティフィルターに疑わしいと判断されやすくなります。その理由だけでも、独自ブランドドメインの方が安全な選択です。
LinkedIn投稿内のリンクのクリックを追跡できますか?
できます。遷移先の前段に自分自身の短縮リンクを置けばよいのです。LinkedInの投稿アナリティクスは投稿のクリック数を示してくれますが、訪問者がその後どう行動したか、また同じリンクを他の場所で共有した場合と比べてこの投稿がどうだったかまでは教えてくれません。キャンペーンタグ付きの短縮リンクなら、その両方に答えられます。
LinkedInに貼り付けるリンクにUTMパラメーターを付けるべきですか?
貼り付けるURLではなく、短縮リンクの背後にある遷移先に付けましょう。タグを付けると貼り付けるURLが長くなり、それがまさにlnkd.inへの変換を引き起こす原因になるうえ、投稿本文も見づらくなります。どちらにしてもリダイレクトはタグを遷移先まで運んでくれます。
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