Google Mapsのリンクを短縮するのに必要なのは、たった2回のタップです。場所を開いて共有を押し、リンクをコピーを押せば、Mapsがスマートフォンでアプリを直接開くmaps.app.goo.glアドレスを渡してくれます。短く、無料で、Google自身が発行するリンクです。
これらのリンクが廃止されつつあるという根強い誤解がありますが、そうではありません。Googleは汎用のgoo.gl短縮サービスを終了しました。非アクティブなリンクは2025年8月に停止しましたが、Mapsの共有機能を含む、Google自身の製品が生成するリンクは、そもそもこの終了の対象に含まれていませんでした。
Mapsの共有リンクにできないのは、何かを教えてくれることです。クリックもスキャンも国も分からず、チラシに載せてしまった後で遷移先を変える方法もありません。本稿では、この2タップで完結する方法と、その前段に自分自身のリンクを置くべきタイミングを解説します。
最速の方法: 共有してリンクをコピー
スマートフォンでは、場所を開き、アクションの並びにある共有をタップし、続いてリンクをコピーをタップします。デスクトップでは、場所を開いて左パネルの共有を押すと、[リンクを送信]タブに、リンクをコピーボタン付きの短いURLが表示されます。Google自身の場所を共有するガイドが、特定のアプリへの共有を含むバリエーションを解説しています。
ここを間違えると実際に顧客を失うことになるので、必ず押さえておきたい点があります。地図を長押しするのではなく、場所カードからリンクをコピーすることです。場所のリンクは、名前、営業時間、レビュー付きのあなたのリスティングに解決されます。ドロップピンのリンクは生の座標を符号化しているだけで、名前のないマーカーを表示するだけなので、人通りの多い通りでは、訪問者が違う入り口の前に立って諦めてしまうことになります。
Mapsのリンクにできないこと
maps.app.goo.gl/aBc123は、1人に宛てたメッセージであれば問題ありません。しかし、大勢に届くものになると、2つの明確な限界があります。
何も報告してくれません。Googleビジネスプロフィールは、Googleの画面内でのやり取りを示してくれるので便利ですが、ホテルのロビーのチラシから340人が訪れ、ニュースレターからは11人だった、というようなことは教えてくれません。この比較が成立するのは、クリックがまず自分自身が所有するものを通過する場合だけです。
そして、間違った意味で恒久的です。支店が移転する、ポップアップストアが終了する、2号店がオープンしてトラフィックの半分を引き受けるべきになる、といったことが起こります。それでもMapsのリンクは、指し示している場所を指し示し続けます。ピンが変わった瞬間、すでに印刷されたものはすべて誤りになります。
独自ブランドのリンクを前段に置く
この設定は、Mapsのリンクをコピーするより1手順多いだけですが、その後にできることを大きく変えます。
maps.app.goo.glのURLを遷移先として使い、自分のドメインで短縮リンクを作成します。例えばgo.yourbrand.com/storeのようなリンクです。リンクを複数の場所で使う場合は、キャンペーンタグを追加しましょう。そうすれば、チラシとニュースレターのトラフィックが一つの塊としてではなく、区別できるようになります。タグ付けについてはUTMパラメーターガイドが、リダイレクトに自分のドメインを載せる方法についてはカスタムドメインのショートリンクが解説しています。
ここからが本当に役立つ部分です。支店が移転しても、リンクの遷移先を変更するだけで、チラシもメニューもウィンドウステッカーも、すべてそのまま機能し続けます。これはささやかな節約ではなく、遷移先変更で済むか再印刷が必要になるかという、大きな違いです。
実際の店舗で試してみましょう。無料プランでMapsのURLを遷移先にしたリンクを作成し、QRコードを印刷して、部屋の反対側から一度スキャンしてみてください。
ウィンドウに貼るQRコード
ほとんどのMapsリンクは、最終的にどこかでQRコードになります。そして、遷移先の選び方が物理的な違いとして表れ始めるのは、まさにこの場面です。
長いMapsのURLを符号化したQRコードはモジュール数が多くなるため、印刷したコードは密度が高くなり、確実にスキャンできるようにするには、より大きく、より鮮明に印刷する必要があります。短縮リンクを符号化したQRコードは疎らなパターンになり、より遠くからでもスキャンでき、ステッカーが多少擦れていても機能し続けます。QRコードのサイズはどのくらいがいいかにサイズ計算の詳細があり、Google MapsのQRコードには店頭での設置場所について解説があります。
短縮リンクを符号化するもう一つの理由は、すでに触れた点です。ステッカーをガラスに貼った後でも、遷移先を編集できるということです。
ルート、複数店舗、そして正直な限界
道順については、共有シートはルートに対しても同じように動作します。ただし、ルートのリンクには出発地点が含まれることを念頭に置いてください。多くの場合、目的地そのものを共有し、それぞれの人が実際にいる場所から経路を検索できるようにする方がよいでしょう。
チェーン展開している場合は、店舗検索ページへの1本のリンクではなく、各店舗にそれぞれ専用の短縮リンクを用意しましょう。店舗ごとのリンクなら、キャンペーンがどの店舗を動かしたかが分かりますし、店舗検索ページは顧客にとって余分なクリックを増やすだけです。
そして正直な限界も一つ。ここまでの話は、Maps内での順位には一切影響しません。短縮リンクは配布と計測のためのツールであって、ローカルSEOの施策ではありません。場所の順位を決めるのは、プロフィール、レビュー、そしてビジネス情報の一貫性です。
コーナーストーンシリーズを読む
本稿はtutorialsクラスターに属しています。一般的なバージョンはURLを短縮する方法で、リンクのクリックを追跡する方法は、数値が集まってきた後の読み解き方を解説しています。小売店や飲食店向けの角度については、飲食店向けURL短縮サービスがメニューやテーブルテントを扱っています。
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よくある質問
Google Mapsのリンクを短縮するにはどうすればよいですか?
Google Mapsで場所を開き、共有を押してからリンクをコピーを押します。Mapsはすでに短いmaps.app.goo.glアドレスを渡してくれ、スマートフォンではアプリが直接開きます。何かをインストールする必要はなく、このリンクは場所、ルート、ストリートビューの位置のいずれにも使えます。
goo.gl形式のMapsリンクは、サービス終了後も使えますか?
使えます。Googleは汎用のgoo.gl短縮サービスを終了しましたが、Mapsの共有機能を含む、Google自身のアプリが生成するリンクは、そもそもこの終了の対象に含まれていませんでした。共有シートから作成したリンクは引き続き解決され、新しいリンクも今もmaps.app.goo.glとして発行されます。
Google Mapsのリンクを何人が開いたか追跡できますか?
Mapsのリンク自体では追跡できません。何も報告してくれないからです。その前段に自分のドメインの短縮リンクを置けば、Mapsへ引き渡す前にクリックがカウントされるため、日別、国別、デバイス別の件数を確認でき、チラシとニュースレターを比較することもできます。
場所のリンクとドロップピンのリンクの違いは何ですか?
場所のリンクは、名前、営業時間、レビュー付きのビジネスリスティングに解決されます。ドロップピンのリンクは生の座標を符号化しており、名前のないマーカーを表示するだけです。地図を長押しするのではなく、場所カードからリンクをコピーしましょう。そうしないと、訪問者はあなたの入り口ではなく、通り沿いのある地点に到着してしまいます。
Google Mapsを開くQRコードはどうやって作ればよいですか?
MapsのURLそのものではなく、そのURLへリダイレクトする短縮リンクを符号化しましょう。符号化する文字列が短いため、QRコードは小さく読み取りやすいままで、コードを掲載したものを再印刷することなく、後から遷移先を修正できます。
Google Mapsの道順リンクも短縮できますか?
できます。共有シートはルートに対しても同じように使えます。目的地を設定し、経路を開いて共有するだけです。ただし、ルートのリンクには出発地点が含まれるため、多くの場合、目的地となる場所を共有し、それぞれの人が自分がいる場所から経路を検索できるようにする方がよいでしょう。
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