セルフホストn8nでElidoを使う

n8n-nodes-elidoコミュニティノードをインストールし、Elido API認証情報を追加して、ワークフロー内でリンクを短縮したりクリックのアナリティクスを読み取ったりします。

読了 2 分更新 2026-09-22

設定すること

  • セルフホストn8nインスタンスにインストールされた n8n-nodes-elido コミュニティノード。
  • 1つのワークスペースに紐づいたElido API認証情報。
  • リンクの作成・取得・一覧表示、1本のリンクのクリックアナリティクスの取得を行うアクション、およびリンクイベント用のウェブフックトリガー。

n8nはセルフホストのワークフロー自動化ツールです。Elidoコミュニティノードにより、n8nのビジュアルエディター内でネイティブのアクションが使えるため、Elido APIに対してHTTP Requestノードを自前で組み立てる必要がありません。

要件

  • コミュニティノードが有効なセルフホストn8n。クラウドのn8nプランではコミュニティノードが制限される場合があるため、プランを確認してください。
  • ElidoワークスペースのAPIキー。

ステップ1: コミュニティノードをインストールする

  1. n8nで Settings → Community Nodes に移動します。
  2. Install a community node をクリックします。
  3. パッケージ名を貼り付けます。
    n8n-nodes-elido
    
  4. リスク通知に同意して Install をクリックします。
  5. ノードピッカーで「Elido」を検索してください。Linkリソースを持つ Elido ノードが表示されます。

ステップ2: Elido APIキーを作成する

  1. Elidoで Settings → API keys → New key に移動します。
  2. キーのロールを選びます。Editor はリンクの作成とアナリティクスの読み取りができ、Viewer はリンクとアナリティクスの読み取りのみできます。キーは作成したワークスペースに属し、他のワークスペースに対しては操作できません。
  3. キーをコピーします。elido_ で始まり、表示されるのは一度きりです。

スコープ単位のトークン(links:write、analytics:readなど)は計画中で、現時点ではロールによってキーができることが決まります。

ステップ3: n8nにElido認証情報を追加する

  1. n8nで Credentials → New Credential → Elido API に移動します。
  2. Base URL: Elido Cloudの場合は https://api.elido.app のままにするか、セルフホストのAPIルートを入力します。
  3. API Token: elido_ から始まるキーを貼り付けます。
  4. Workspace ID: キーが属するワークスペースの数値ID(Settings → Workspace)。ノードはこれをアナリティクスに使用します。
  5. Save をクリックします。n8nはそのワークスペースを読み取ることで認証情報をテストするため、間違ったキー、間違ったBase URL、あるいは別のワークスペースのキーは、実行中のワークフローではなくここで失敗します。

Elidoワークスペースごとに1つ認証情報を作成し、各ノードで適切なものを選んでください。

利用可能なアクション

アクション機能
Create遷移先URLを短縮する。スラグ、タイトル、タグ、有効期限、リダイレクトステータス、ドメインIDは任意
GetIDを指定して1件のリンクを返す
List検索テキスト、タグ、ステータス(active/disabled)で絞り込み、最大100件のリンクを新しい順に返す
Get Analytics1本のリンクについて、時系列のクリック数、または国・リファラー・デバイス・ブラウザ別のクリック数を返す

Domain ID を指定せずにCreateを実行すると、ワークスペースのデフォルトElidoドメインにリンクが作成されます。カスタムドメインを使うには、Settings → Domains からそのIDを渡してください。

ListとGet Analyticsは、行ごとに1つのn8nアイテムを返すため、次のノードはリンクごと、あるいは日・国・リファラーごとに1回ずつ実行されます。Get Analyticsのデフォルトは直近30日間です。期間を変えるには From と To (YYYY-MM-DD) を設定してください。

Update Linkとスラグによるルックアップは計画中のアクションです。提供されるまでは、同じ認証情報を使うHTTP Requestノードから PATCH /v1/links/{id} または GET /v1/links?q=<slug> を呼び出してください。

トリガー

専用の Elido Trigger ノードは計画中です。提供されるまでは、Elidoのウェブフックエンドポイントと組み合わせてn8n組み込みの Webhook トリガーを使ってください。

  1. Webhook ノード(メソッドPOST)を追加し、そのプロダクションURLをコピーします。
  2. Elidoで Settings → Webhooks → New endpoint に移動し、そのURLを貼り付けて、イベント link.created、link.updated、link.deleted、link.expired、link.cap_reached、link.broken のいずれかを選びます。
  3. 署名シークレットをコピーします。各配信には X-Elido-Signature: v1=<hex> ヘッダーが付き、これはそのシークレットによる {timestamp}.{raw body} のHMAC-SHA256です。timestampは X-Webhook-Timestamp に入っているUnix秒の値です。ペイロードを信頼する前に、Code ノードで検証してください。検証用のスニペットはウェブフックガイドにあります。
トリガーステータス
リンクの作成、更新、削除、期限切れ、破損、クリック上限到達現在Webhookノード経由で利用可能
Link Clicked計画中。まだ発火しない click.created ウェブフックイベントが必要
Conversion RecordedコンバージョンAPIの提供後に計画中
Threshold Exceeded計画中

サンプルワークフロー: 日次クリックレポートをスプレッドシートに送る

[Schedule Trigger: every day 08:00]
      ↓
[Elido: Get Analytics]
  - Link ID: 4711
  - Report: Clicks by Country
      ↓
[Google Sheets: Append Row]
  - Country: {{ $json.key }}
  - Clicks: {{ $json.count }}

サンプルワークフロー: ウェブフックからリンクを作成する

外部システムがURLをn8nにPOSTし、n8nがElidoでそれを短縮して短縮URLを返します。

[Webhook node: POST /shorten]
      ↓
[Elido: Create]
  - Destination URL: {{ $json.body.url }}
  - Tags: {{ $json.body.tag }}
      ↓
[Respond to Webhook]
  - Body: { "short_url": "{{ $json.short_url }}" }

トラブルシューティング

インストール後にコミュニティノードが表示されない: エディターをリロードしてください。それでも表示されない場合はn8nを再起動してください。Dockerの場合は次の通りです。

docker restart n8n

認証情報のテストが404または403で失敗する: Workspace IDが、そのキーを作成したワークスペースと一致していないか、キーが失効しています。どちらもElidoの Settings → API keys で確認してください。

Createが「domain_id」で失敗する: Domain IDがこのワークスペースのドメインではありません。空欄のままにするとデフォルトドメインが使われます。

Get Analyticsが何も返さない: 指定した期間内にそのリンクのクリックがないか、Link IDが別のワークスペースに属しています。まず From と To を広げてください。

ElidoによってウェブフックURLが拒否される: n8nのウェブフックURLはインターネットから到達可能である必要があります。ローカルマシンやプライベートネットワークでn8nを実行している場合は、トンネル(Cloudflare Tunnelやngrokなど)を設定し、n8nの環境変数 WEBHOOK_URL をトンネルアドレスに向けてください。

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